INTERVIEW
技術部2012年入社 佐藤
大学が工学部だったこともあり、工業系の企業に入社したいと考えていました。将来を左右することなので、色々と悩んだり、先輩に話を聞いたりしている中で、大学の就職課から勧められたのが、関東分岐器でした。線路や分岐器などは鉄道会社がつくっていると思っていたので、分岐器を専門に製造・販売しているメーカーが存在したこと、さらにその企業が100年以上の歴史を持っていることに驚きました。そして、これだけの歴史があるということは、継続的なニーズがあるのだな、という分析もあり入社を決断しました。それから10年以上が経ちますが、今でも鉄道インフラを支え続ける関東分岐器に入社した判断は間違っていなかったな、とつくづく感じています。
私が所属する技術部は、お客様(鉄道事業者)からの問い合わせや要望に対して、技術的な視点から回答し、必要に応じて提案・フォローをすることが主な業務です。 また私は、分岐器の国際規格改正委員会や国内規格改正委員会の一員に選ばれており、定例会議などに出席しています。これは、国際規格(ISO)や国内規格(JIS)に則して、業界全体で規格内容の確認や改正を議論する場です。 国内外の分岐器の規格を決める責任ある会議に携われることに、とてもやりがいを感じています。
入社して11年目になりますが、分岐器の世界は本当に奥深いと痛感しています。 一台の分岐器を組み立てるのに数百・数千個の部品が必要であり、部品の種類も多岐に渡るので、お客様からの問い合わせに対しては、難しい質問ほど私たちの出番となります。 深い知識を持っていると活躍の場が広がり、お客様より感謝のお言葉をいただくことも多く、大きな喜びに繋がっているのです。 今後の更なる活躍の場としては、新しい製品の開発や海外への進出などがあります。 品質の高い日本の技術を海外に展開できるよう、新製品の開発を含めてこれまで以上に技術的な知識を深めていきたいと考えています。