INTERVIEW
品質管理グループ2022年入社 石田
前職で転勤の指示があった時、子供が生まれて間もないこともあり、退職して転職することにしました。私の担当は品質保証でしたので、このキャリアを活かすべく、自分なりに調査した結果、関東分岐器に興味を持ちました。魅力を感じたのは3点。1つ目は、鉄道業界なので安定しているということ。2つ目は、ISO9001を取得しており、会社として品質保証に力を入れていること。3つ目は、面接や工場見学の時に感じた風通しの良い社風でした。 実は高校卒業後、溶接の仕事に就きましたが、数年ほどで機械の油が皮膚に合わないことがわかり、一時は辞めることも考えました。その時に当時の上司から品質保証の仕事を勧めていただき、以来一貫してこの仕事をしてきました。 初めての業界ということもあり、最初は不安もありましたが、自分が検査した製品が、無事にお客様のもとに届くことに大きな喜びを感じており、まさに天職だと思っています。
私の仕事は、鉄道の分岐器を製造する上での工程管理や各種成績表の作成、また分岐器を組み立てる際に使用する部品メーカーからの購入品の検査などです。 入社当時、私はフラッシュバット溶接マンガンクロッシングという溶接技術の検査を先輩社員の下で担当していましたが、先輩社員が異動することになり、私一人で行うことになりました。不安はありましたが、自分でも勉強し、営業部や他部署の方にも丁寧にフォローしていただいたおかげで、正確に検査ができるレベルになることができたのです。若手にも責任ある仕事を任せてもらえることや、助け合いの社風に感激しました。 検査の業務は、分岐器の完成品がJISやJRSの規格に合致しているのか、しっかり確認することです。検査の過程で規格に不適合品があれば、出荷前に自分のところで食い止めることができます。とても責任のある仕事であり、緊張の連続ですが、その分やりがいを感じており、毎日がとても充実しています。
入社して1年ほどが経ち、会社全体のことが少しずつ理解できるようになりました。今後は品質管理全般を担い、今以上に他部署との連携を深めて、情報を共有しながら、より良い品質管理体制を築いていきたいと思っています。また、お客様からの要望を品質の向上に活かせる仕組みづくりをしたいと考えています。私は他の職場も経験していて、客観的な視点もあるので、現状の改善や新しい取り組みにも積極的に挑戦していきたいですね。