INTERVIEW
製造部2課2014年入社 中江
家族が当社で働いていて「欠員が出たからどう?」というところから始まったのですが、正直、不安の方が強かったですね。学校も普通科ですし、理系のメーカーに勤めるなんて想像したこともなかったので。
でも、その不安はすぐに晴れました。人見知りの私にも、気軽に声をかけてくれたり、飲みに誘ってくれる先輩や同年代の仲間が、この会社にはいたからです。馴染んでいくことは、そう難しくなかった。そう記憶しています。仕事に関しても、一つひとつ教えてもらいながらステップを踏ませてもらっています。機械のオペレーターとして5年目にはなりますが、機械の専門的な領域になるとわからないことも多くあります。でもそこを嫌な顔ひとつせず教えてくれる仲間がいるので、安心して取り組むことができる環境に感謝ですね。
私が所属している製造2課は、ラミネートチューブを取り扱う部署となります。
皆さんご存知の医薬品や化粧品などに使用されるあの容器の製造です。
私は主に化粧品に使用されるチューブ容器の担当をしています。チューブとしての機能はもちろんのことですが、色味や光沢感、高級感が重要視されるのが担当製品の特徴的なところです。
やはり女性ウケすること、いつでも持ち歩きたくなるようなモノが求められるので、微妙な色彩をコントロールし再現しなければなりません。もちろん、メーカーからサンプルを頂いた上での調整ではありますが、理想とするレベルに達するまでの過程は「モノづくり」をしているという醍醐味を感じられますよ。
1日単位だと、より多くのチューブを製造し出荷していきます。箱にして100箱は超えてきます。それだけの数を製造しながら、間違いのない品質に仕上げていく。その作業は決して簡単ではありません。
検品は機械でも行いますが、最後は人の目です。外観をチェックして、箱に詰めて、内観をチェックする。例えばその中で、不良品があったりすると、機械を調整して正常な状態に戻すことも必要になります。一日動かしながら、何かしらの調整は行なうので、それがうまくハマって予定通りやり遂げられたときには、達成感を感じられます。
工場と言えば、ひたすら黙々と作業をするだけ。そんなイメージもあるかもしれませんが、1台の機械に携わるのは最低2名以上のスタッフです。おたがい密にコミュニケーションを取りながら、チームプレーで製造をしていく。そんな側面もあるので、ぜひこれから入社する方と、その達成感を共有できたらうれしいですね。